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フレグランスは家具を溶かす!?香りを使用するときの注意点4つ(2019.11.14)

フレグランス疑問注意点

素敵な香りを楽しむ際には、いくつかの注意点がある。「使用期限はいつまで?」「肌がかゆくなった」「家具にシミができた!」等々、困った問題が浮上することもあるから。

そこで、大手化粧品メーカーの研究員さんに、フレグランスの素朴な疑問をぶつけてみたぞ! みなさんが常日頃、疑問に思っていたことが、ここに含まれているはずだ。

Q1 長く保管していたフレグランスの色が変わってしまった。使っても大丈夫?

A1 研究員「フレグランスは、香料をアルコールに溶かした大変デリケートな製品です。使用のたびにアルコール分は徐々に揮発。そのため、買ったばかりの頃に比べて、少しずつ色は濃くなり、香りも濃厚になって熟成していくのが普通です。

使用の際に、香りの変化が気にならない程度であれば、色が少し変わっても使用して構いません。

フレグランス本来の香りを長く楽しんでいただくためにも、使用後は容器のキャップをきちんと閉め、直射日光を避け、温度変化の少ない常温の場所に保管するよう注意しましょう。

開封後は1年くらいを目安に使用してください」

Q2 以前と同じフレグランスを買ったのに、香りが違うような気がする……

A2 研究員「香りの印象は、気候や体調によって感じ方が微妙に異なります。

また、同じ香りであっても、開封した直後と、しばらく経ってからでは、印象が微妙に変わることがあります。

これは、最初に香り立つ“トップノート”の新鮮な印象の香りが、使っていくうちにアルコール分と共に少しずつ揮発し、減っていくためです。

フレグランスを使い終わる頃には、後に残る“ミドルノート”や“ラストノート”の印象が強めに。香りの熟成が進むので、匂いが濃縮されたように感じるのです。

そのため、使っていたフレグランスがなくなった直後、新品の同製品を開封すると、同じ香りでありながら、印象が異なるように感じることがあるのです」

Q3 フレグランスをつけて日光に当たるのが、なぜいけないのか?

A3 研究員「フレグランスには、普通の化粧品より高い濃度で香料が配合されており、香料の種類も多岐にわたっています。

そのため、香料の種類や使用する人の体質、肌質などによって、長時間直射日光を浴びると、紫外線の影響で肌がかぶれたり、かゆくなったり、シミをつくったりすることが。

日中外出するときは、できるだけ直射日光の当たる部分を避けてフレグランスをつけるようにしましょう」

Q4 フレグランスを置いていた家具の表面が変色してしまった!!

A4 研究員「フレグランスの中身がこぼれて、家具の塗料を溶かしてしまったのでしょう。

化粧品には、アルコールや香料、保湿成分、オイル、溶剤など、塗料や樹脂を溶かす性質を持った成分が含まれています。

これらの成分は、肌には何の影響も与えないのですが、家具の塗料や樹脂を溶かして、変色させたりシミを作ったりすることが。

特に、フレグランス、ヘアトニック、アフターシェーブローション、化粧水、ネイルカラーなどは注意が必要です。

化粧品は、家具類の上に直接置かず、ガラスや陶器のトレーなどにのせてください。

また、ヘアスプレーやスプレータイプのフレグランスを使う場合、周囲の家具類にかからないよう十分気をつけましょう」

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

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