基礎代謝量の5分の1を消費するカラダの意外な〝パーツ〟とは(2019.11.19)

脳ブドウ糖基礎代謝量グリコーゲン

2016年12月24日のプロデビュー戦以来、快進撃を続ける将棋の藤井 聡太 七段。2017年には一般棋戦優勝・全棋士参加棋戦優勝・六段昇段という、3つの最年少記録を更新。2019年は竜王戦ランキング戦における3期連続優勝を達成している。

そんな藤井七段をはじめとするプロ棋士は一局で体重が2、3kgも減るという。その理由と背景に関するリポートがマイクロダイエットに掲載されているので概要を紹介しよう。

まず人間の脳は睡眠中も休むことなく働き続けており、そのエネルギーの全てを糖質の一種「ブドウ糖(グルコース)」に頼っている。脳とその他の組織との大きな違いは、他の組織がエネルギー源として三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)のどれからでも使えるのに対し、脳はブドウ糖しか利用できない点にある。

さらに、脳は体重に対して2%程度の重さであるにもかかわらず、基礎代謝量では20%もの比率を占めるなど、実はかなりのエネルギーを消費するという。プロ棋士が対局で体重減となるのも、これが理由とされる。

では、脳をフル稼働させれば、そのエネルギー消費によって誰でもプロ棋士のようにやせることができるのか。残念ながら、プロ棋士と素人とでは脳の使い方や活性化する範囲がまったく違うという研究結果があり、一般的に誰でも将棋でやせることは難しいようだ。

ちなみに食べ物から摂取した糖質を使い果たしてしまうと、肝臓に蓄えられているグリコーゲンが必要に応じてブドウ糖に変換され使用される。しかしそのグリコーゲンも使用量には限度があるため、食べ物からの補給がない場合、せいぜい12時間程度までしか脳にエネルギーを供給できず、脳はエネルギー不足に陥ってしまう。

すると、集中力が欠け、思考能力・やる気も低下し、イライラしたりなどの症状が出てくる。また、手の震え、発汗、不安感など低血糖の症状が現れる場合もある。さらに体を動かす指令を出す脳が栄養不足になっては、脳だけでなく体もうまく動かなくなるのは必然。そこで脳がエネルギー不足になることがないよう、常に適度なブドウ糖を供給する必要がある。

プロ棋士も対局から日が経てば体重は戻ると言われており、対局による体重減はあくまでも一時的なもの。体を動かさずに脳のカロリー消費でやせようと思うよりも、「頭」を使ってやせる方法を考えて実行するほうが、現実的と言えるだろう。

関連情報

https://microdiet.net/diet/

 

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