髪のエキスパートが教える〝目ウロコ・シャンプー術〟(2019.11.21)

ヘアスタイルがキマりやすくなる!髪のエキスパートが教える“目ウロコ・シャンプー術”

シャンプー術トリートメント法

毎日シャンプーしているのに、髪がゴワついたり、スタイリングがキマらない、ってことはないだろうか?

そこで、表参道などヘアサロン激戦区での著名な美容師さんたちや、ヘアケアメーカーのアドバイザー数名に、プロならではのシャンプー術を教わってきたので公開しよう。

髪質はもちろん、使っているスタイリング剤によっても、シャンプーの仕方は変えるべき、と髪のエキスパートたちは説く。

髪のうるおいはトリートメントでは得られない!? シャンプーの泡は毛先が最初! トリートメントで洗髪する? 等々、目ウロコな技で、スタイリングしやすい髪を手に入れよう!

髪のうるおいは水から補う。それが洗髪の基本の「き」!

髪のうるおいはトリートメントがもたらすもの。みなさん、そう思っていないだろうか? 

しかし、最新テクノロジーで、どんなにトリートメント成分の浸透がよくなろうとも、水ほど髪の内側まで入っていくものはないという。

美容師「トリートメンは、髪の中まで入った水のうるおいを、逃がさないためのものなのです。

その水を髪全体にしっかり蓄えられるのは、洗髪前のプレシャンプー、いわゆる、お湯での予洗い。

シャンプーをつける前に、サッとシャワーで流すだけの人は多いですが、それでは髪の1本1本に水分は浸透しません。

プレシャンプーで純粋に水を補給するのに必要な時間は1分間です」

プレシャンプーの重要性は、筆者が取材したすべての美容師、ヘアケア会社の方々、全員一致の見解であった。

乾燥頭皮なら、泡のつけ始めは“毛先から”と心得よ!

美容師「1分間プレシャンプーしたら、汚れの約8割は落ちます。ですから、シャンプー量は控えめでも大丈夫。

シャンプーは洗顔料と同じく、よく泡立てましょう。私のヘアサロンでは、その泡を最初に毛先へとつけて、徐々に頭皮へと行き渡らせています。

毎日シャンプーすると、頭皮は乾燥しがちに。その乾燥頭皮に直接泡をつけると、頭皮はさらに傷むことに。

私はまず、頭皮ではなく、スタイリング剤などがついている髪から洗うことをオススメしています。

もちろん、頭皮が脂っぽい方もいますよね。そんな方は、泡を頭皮からつけても大丈夫。

自分の頭皮が乾燥なのか脂っぽいのか、わからない人は、次のようなチェック法を試してみてください。

洗髪前、髪の分け目に指の腹をギュッと押しつけて。その指の腹が脂分でテカっていたら、脂性頭皮になります」

濡れた髪はマイナス電荷、シャンプーもマイナス電荷。ゴシゴシせずとも汚れは落ちる

美容師「シャンプーはマイナスの電荷を帯びています。髪も濡れるとマイナス電荷に。すると、磁石のマイナスとマイナスが反発するように引き離されるのです。

髪の脂分やスタイリング剤の油分は、プラスの電荷を帯びているので、引き離されるとき、一緒に落ちていく、というのが、汚れを落とす仕組み。

ですから、ゴシゴシと強く洗わなくても汚れは落ちます。ゴシゴシ洗いは、髪を摩擦するので、キーティクルが剥がれてパサつきの原因に」

スタイリング剤によっても、汚れ落ちは違う

ヘアケア アドバイザー「スタイリング剤の種類によっても、シャンプーの落ち具合は変わってきます。

いちばん落ちやすいのはジェル。次は意外にもヘアスプレーです。

しかし、ツヤ出しスプレー以外は、アルコールで髪のうるおいを飛ばしますから、プレシャンプーでの水分補給はしっかりと。

3番目がヘアミルク。いちばん落ちにくいのがヘアワックスです」

ヘアワックスはシャンプーでは落ちない!

美容師「ワックスの強固な油分は、みなさんが毎日使っているマイルドなシャンプーでは落とせません。

そこで、活用したいのがヘアトリートメント剤。トリートメントは油分を補給すると同時に、すすぎで不要な油分を落とす洗浄効果もあるのです。

ですから、洗髪前、髪にトリートメントを少量のばし、軽く揉み込んでからプレシャンプーしましょう。その後、いつものシャンプーで洗ってください。

こうしておくと、ワックスが簡単に落ちて、しかも髪がしなやかになります」

シャンプー術トリートメント法

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

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