終電が前倒しになると労働環境はどう変わる?(2019.12.02)

エアトリ終電営業時間前倒し

先日、JR西日本が労働環境改善のために終電の前倒しを検討しているという報道があった。電車に限らず多くの店やサービスが24時間あるい深夜まで営業しているが、営業時間が前倒しになりつつある現状を人々はどう思っているのだろうか。

そこでエアトリは、20代~70代の男女831名を対象に、この「営業の前倒し」に関する調査を実施。その回答状況とデータ分析結果を公開している。

終電の前倒しは賛成ですか?反対ですか?

「賛成」「どちらかと言えば賛成」が26.9%だった一方で、「反対」「どちらかと言えば反対」は32.5%となり、否定派が肯定派を上回った。

肯定派の人からは「鉄道職員の労働環境改善になる」「治安が良くなる」、否定派の人からは「終電に乗り遅れたらタクシーで帰宅しなければならず、出費がかさむ」「消費が低迷してしまう」などの声が聞かれた。

エアトリ終電営業時間前倒し

「賛成」「どちらかと言えば賛成」の人の意見
・観光客が早くホテルに帰れば住人の夜が静かになる。(30代・女性)
・あまりに顧客ファーストを重要視してしまい、従業員の善意に頼り、従業員の健康が蔑ろになりつつあるこの時代。鉄道関連の従業員の健康のためにという意味で、終電を早めることは賛成です。(30代・男性)
・会社員の残業が強制的に減らせる。重度の酔っ払いが減る。(30代・女性)

「反対」「どちらかと言えば反対」の人の意見
・公共交通機関を利用できる時間が短くなれば経済にマイナス影響が出る。(40代・女性)
・週末、休日前の最終電車の混み方を見ると、交通機関は24時間稼働がよい。(60代・男性)
・都市部と違って、地方では交通手段の選択肢が少ないから。(60代・女性)
・最終電車が早くなると夜遅くに飛行機が着いた時に帰れなくなるから。(50代・女性)

終電が早まれば自身の労働環境改善にもつながると思いますか?

(終電まで働くことが「よくある」「時々ある」と回答した人)

今まで仕事のために終電で帰ることがあった人たちにとっては終電が早まることで労働時間が短くなり、働き方の改善も期待できる。

そこで、終電まで働くことが「よくある」「時々ある」と回答した人に対し、終電が早まれば自身の労働環境改善にもつながると思うかどうかを聞いたところ、過半数の51.1%が「変わらない」と回答。26.6%もの人が「悪化する」と答え、「改善する」の22.3%を上回った。

終電の前倒しは鉄道職員にとっては労働環境の改善になる可能性があるものの、電車の利用者にとってはタクシーでの帰宅、自宅に仕事を持ち帰ることになるなど、必ずしも良い影響を与えるものではないことが窺えた。

エアトリ終電営業時間前倒し

電車の終電(最終駅到着時間)は何時が適切だと思いますか?

最も意見が多かったのは「24時台」(34.9%)、続いて「23時台」(28.5%)、「25時台」(19.9%)。「22時台以前」を選んだ人は1割未満、6割以上が「24時台以降」を適切と答え、24時間営業を求める声も聞かれた。

エアトリ終電営業時間前倒し

終業・閉店時間が前倒しになると困るものは何ですか?

「24時間受付のホテル」、「コンビニ」を抑えて、「タクシー」が1位となった。「タクシー」「24時間受付のホテル」に関しては“終電に乗り遅れた時に利用するもの”と捉えている人が多く、「深夜こそ走っていてほしい・受け入れてほしい」という意見が多く挙がった。

「コンビニ」については「深夜に利用することが多い」「何かに困ったときに駆け込めるので有難い」などの意見が挙がる一方で、「24時間が当たり前になってしまった」「なんとなく」などの声もあり、実際に終業・閉店が前倒しになっても案外気にならない人も多いのかもしれない。

エアトリ終電営業時間前倒し

調査概要
調査タイトル :「営業時間の前倒し」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女831名
調査期間 :2019年11月7日~11月10日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

関連情報
https://www.airtrip.jp/

 

その他の情報はこちら!

 

男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます