【老化現象】耳毛が伸びる人と伸びない人の違い(2019.12.07)
【老化現象】耳毛が伸びる人と伸びない人の違い
高齢の男性に時々見られる、伸びた耳毛。
全ての男性がこうなる訳ではないのですが、将来の自分は「伸びやすい人」なのか、それとも、「伸びにくい人」なのか、気になりませんか?
photo/Nicolas Alejandro Street Photography
◆なぜ耳毛が伸びるのか?
耳毛は老若男女問わず、誰でも産毛として存在しています。
しかし細く短かった男性の耳の毛が、年齢を重ねることで太く長く伸びるのは、男性ホルモンと加齢が深く関係しているのです。
まず体毛には「無性毛」と「性毛」に大きく大別され、さらに「性毛」は「両性毛」と「男性毛」に分けられます。
<無性毛>
∟眉毛、まつ毛、側頭部と後頭部の毛髪、手足の毛
<性毛>
∟(両性毛)陰毛、脇毛など
∟(男性毛)ヒゲ、胸毛、背中の毛、すね毛、腕の濃い毛、へそ毛、前頭部と頭頂部の毛髪、耳毛など
まず「無性毛」は、眉毛やまつ毛のように性ホルモンの影響をあまり受けない、一生涯を通して毛の濃さや太さにあまり変化のない体毛。
それに対して「性毛」は思春期以降に性ホルモンの影響を受けやすい体毛で、「両性毛」は陰毛や脇毛といった男女共に成長の過程であらわれる体毛ですが、「男性毛」は男性が年齢を重ねるにつれホルモンの影響を受ける体毛です。
耳毛は「男性毛」の一つであり、加齢による毛周期(毛が生えてから自然に抜け落ちる周期)の変化により、産毛からしっかりとした毛へと変化していくわけです。
photo/acworks
