• TOP
  • ヘルスケア
  • 名医が教える〝キスやセックスはやはり健康に良い〟というエビデンス

名医が教える〝キスやセックスはやはり健康に良い〟というエビデンス(2020.01.12)

恋愛医学快楽ホルモンスローセックス

まだ若いのに恋愛に消極的な男性が増え、「恋愛離れ」がトレンド化しているような雰囲気がある。

「恋愛や結婚はコスパが悪い」という超合理的な考えから、恋愛をしない男性も少なくないらしいが、それはさておいて、恋愛は人の健康に大なり小なり影響を及ぼすという。

そうした事柄を、医学的な調査・研究結果に基づいて1冊にまとめたのが、『名医が教える 寿命を延ばす恋愛医学』(森田豊著/扶桑社)だ。読むと、にわかには信じられない話もあるが、エビデンスのある本物の情報ばかりで引き込まれる。幾つかを紹介してみよう。

恋愛医学快楽ホルモンスローセックス

出勤前にキスをすると寿命が延びる

ローリエ大学(カナダ)の研究者の調査によれば、出勤前にキスをしてから家を出るカップルは、(そうではないカップルと比べ)寿命は5年長いという。

また、「交通事故に遭う確率も低く、さらに欠勤率が低く、収入も25%高い」とも。

別の研究では、20秒以上の長いキスをすれば、ストレスレベルが劇的に低下するという結果が出ている。

キスとストレス低下の関係は、脳内で分泌された快楽ホルモン(エンドルフィン、オキシトシンなど)が、ストレスホルモンのコルチゾールを抑制するため。オキシトシンには食欲抑制作用もあるため、ダイエット効果も期待できる。

セックスには心臓病のリスク低下やアンチエイジング効果も

では、キスから一歩進めて、セックスについてはどうだろうか。女性誌では「セックスできれいになる」といった特集が組まれたりするが、本当のところは?

これについても、本書で幾つか健康効果が記されている。1つは、「心臓病のリスクが半減する」というもの。

米国のニュー・イングランド研究機構疫学部のスーザン・A・ホール教授が、心臓血管系の病歴を持っていない平均年齢50代の男性1165人を16年間にわたって追跡調査しました。その結果、セックスが月1回以下の男性は、週2~3回の男性に比べて心臓疾患を発症するリスクが45%も高いことがわかったのです。(本書91pより)

この調査の対象年代は、Men’s Beauty世代よりも上なのでピンとこないかもしれない。しかし、日本では、心臓病はがんに次いで死亡原因の第2位を占めるリスクの大きな病気。この事実は、心に留め置いおいたほうがよいだろう。

また、アンチエイジング効果もあるそうで、若返りホルモンと呼ばれることもあるDHEAの血中濃度は、オーガズムの後に通常の5倍にまで増えるという。

さらに、免疫グロブリン値が増加して風邪やインフルエンザにかかりにくくなる、睡眠の質が改善される、頭痛を鎮静させるなど、セックスの健康効果はさまざま。

「セックスできれいになる」という言葉も、あながち誇大表現ではないかもしれない。

セックスレスが社会問題化するなか、著者の森田豊医師は、「セックスを健康法の1つとして取り入れてみてはどうでしょうか」と提案している。

1 2
男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます