ヘッドスパで日本中の働く人たちを元気にする(2020.01.19)

劣悪な労働条件で就労者を搾取する「ブラック企業」が社会問題となって久しいが、政府が認定する「ホワイト企業」なるものがあることをご存じだろうか。

正確には、経済産業省が認定している「健康優良法人 ホワイト500」といって、従業員の健康管理・増進を積極的に推進している企業のうち、特に優良な取り組みをしているとお墨付きをいただいた法人を指している。(民間レベルで行われている「ホワイト企業大賞」などとは趣が異なる)

詳しくは 経済産業省「健康経営優良法人認定制度」ご参照いただきたい。

ちなみに、ブラック企業という言葉を世間に広める立役者となったW社も、この制度に関し興味を持ち、問い合わせまでは行ったそうだが、今のところ、認定リストにその名は確認できていない。

働き方改革など変化の波が押し寄せる中、企業には、従業員の健康を管理・増進することが求められる時代となったのだ。

そんな折、『希翠(きっすい)』というヘッドスパ専門店を運営するフェリコが、企業に出向いて、出張ヘッドスパを施すサービスを展開しているという記事を目にした。

確かに、PCに向かう時間が圧倒的に多くなった現代の労働環境において、ヘッドスパは最大限の効果を発揮するだろう。とは言え、今のところ、ホワイト500の認定を受けた企業でも、ここまでの福利厚生を行っている企業はほとんどない。ただ、このようなサービスが今後積極的に導入される可能性は大いにある。

実態を探るべく、さっそく本拠地であるヘッドスパ専門店「希翠」の体験調査に乗り出すことと相成った。

店は東京・世田谷区の三軒茶屋駅から徒歩1分という好立地にあり、店内は和風の設えに、温かみのある色の間接照明でリラックスできる空間を演出している。

今回体験したのは、『毛穴洗浄ヘッドスパ~翠玉(すいぎょく)コース~』(60分)+脳疲労チェックだ。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック
『毛穴洗浄ヘッドスパ~翠玉コース~』60分~、1万円~。オプションで『脳疲労チェック』500円(共に税別)。

最初にカウンセリングシートに記入し、疲労ストレス計によるストレスチェックを行う。心拍間隔を120秒間指先の脈波から取得し、その揺らぎを解析して自律神経機能を評価。疲労ストレス状態を提示してくれるそうだ。

結果は “要注意”。交感神経が圧倒的に優位な、いわゆる過緊張状態との評価だ。

体験したのが12月末と、慌ただしい年末のスケジュールと溜まりに溜まった1年の疲れで、体内が澱み切っていたせいもあるが、特に疲れたという感覚がなかったので正直びっくり。慢性的な疲労は、疲れを感じる感覚すら鈍らせる……というのは本当らしい。

続いて頭皮診断へ。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

頭皮は青白いほど、なおかつ、しわのような三角形の模様が浮き出たほうがよりよいとのこと。実は、1週間ほど前から、コンディショナーの洗い残しのためか、左右の生え際付近を中心に頭皮が荒れていて、部分的にひどい状態であった(見るに堪えないのでこちらの写真は非公開)。とりあえず掲載用には、毛穴に老廃物が残り、うっすら赤い部分が見える感じのところをチョイスしておいた。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

この診断結果を踏まえて、担当者が、頭皮の状態に合わせ、最適なシャンプーとトリートメントを選んでくれる。当方は荒れて状態が悪い箇所があるので、より刺激が少ない医薬部外品カテゴリーの製品を使うことに。仕上げに、乾燥を防ぐため、イオン水ベースの頭皮用保湿剤を使用するとのことだ。

いよいよ施術へ

着替えを終え、施術台に横たわると、まず頭ではなく、軽く脚部のマッサージを施される。脚部、特にふくらはぎは、下から血液を送るポンプといえるので、最初にここをほぐすと、よりヘッドスパの効果が高くなるという。

続いて、保湿力の高いサメ由来のスクワランオイルを使用し、肩から左右の僧帽筋と鎖骨下付近を入念にほぐしていく。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

脚部に続き、コリやすい上半身をほぐすことで、さらに血流を促し、結果として脳により多くの酸素を送り込むという、非常に戦略的な施術が展開される。

今回はヘッドスパの取材なのだが、まだ頭に触れてもいないこの時点で、寝落ち寸前に。

そして、お待ちかねの頭部へのアプローチ。

頭部から首にかけてのツボなどを入念にマッサージしつつ、クレンジング。ここではホホバオイルを使用してしっかりともみほぐすことで頭皮を柔らかくし、潤いを与え、かつ余分な皮脂汚れなどを浮かせていく。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

この頃には、うっすら汗ばむほど体中がポカポカで、眠気との闘いはさらに苛烈に。

続いて、シャンプー→トリートメントへ。

どちらも頭皮全体にまんべんなく行きわたるように、たっぷりとかけていく。美容系の記事を書いているくせに、普段、いかにケチ臭くシャンプー等を使っているんだなと痛感させられる。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

もちろんここでも頭皮と髪を「これでもか!」と、いたわり尽くされるため、こんなことを考えていないと、あっという間に眠りへと引きずり込まれていただろう。

何とか意識を保ったまま施術を終え、着替えたのち、メイクスペースにて髪を乾かしてもらいコースは無事終了。

お茶をたしなみつつ、頭皮をチェック!

毛穴に詰まった皮脂汚れは見事に取り除かれ、地肌の赤みも軽減されている。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

さらに『脳疲労チェック』では、副交感神経が劇的に亢進し、一気にリラックス状態へ。

ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

施術前。


ヘッドスパフェリコ脳疲労チェック

施術後。

この手のレポートは「いやぁ、気持ちよかった」的な感想で終わってしまうものだが、画像や数値で見せられると、効き目が確信できるところがいい。と、同時に、我ながらわかりやすい人間で、こういったレポートにはうってつけの人材であると改めて痛感する。

ヘッドスパ専門店という枠を超え、ヘッドスパをベースに、総合的に癒しをプロデュースしてくれる場所として、今後の展開に要注目だ。

DATA
頭皮と肌の専門店『希翠(きっすい)』
東京都世田谷区三軒茶屋1-37-13オアシス三軒茶屋ビル3階
営業時間 10:00~21:00 不定休
TEL:03・6805・2464
http://kissui.tokyo/

取材・文/TOSHI.ヒロシ

 

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