ギャンブル依存症治療の保険適用には43%が反対(2020.02.02)

統合型リゾートIRギャンブル依存症保険適用

先日、厚生労働省はギャンブル依存症の治療を今年4月から公的医療保険の適用対象とする方針を示した。その背景には政府が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の設置による依存症患者の増加が懸念されているとも言われている。

そこで総合旅行プラットフォームのエアトリは、20代~70代の男女1,003名を対象にギャンブル依存症の保険適用に関する賛否や保険適用してほしい治療について調査を実施。その回答状況をデータ分析結果と併せて公開した。

調査1:ギャンブルをしますか?

全体で見たところ、「する」と回答したのは16.0%、以前していた人も含めると36.0%もの人がギャンブルをする・していた経験があり、日本社会においてギャンブルは非常に身近なものであることが感じられる結果に。

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続いて、性別・年齢別に見てみると、最も「する」の割合が高かったのは40代男性、続いて50代男性となった。ほとんどの世代において女性よりも男性の方がギャンブルをする比率が高くなったが、唯一20代においては女性が男性を上回った。

統合型リゾートIRギャンブル依存症保険適用

調査2:「ギャンブル依存症治療」の保険適用に対してどう思うか?

全体では「反対」が43.0%と「反対」の22.7%を上回る一方で、「どちらとも言えない」も34.3%となり、意見は拮抗した。

また、ギャンブルをしない人ほど「反対」の割合が高くなったが、ギャンブルをする人でも「反対」が「賛成」を上回った。(ギャンブルをしない人:44.1%、ギャンブルをする人:36.9%)

「反対」の意見の多くが、「依存症は病気じゃない」「自己責任」といったもので、「どちらとも言えない」と答えた回答の中には「どういう病気なのかよく知らないから」「治療で治るのかよく分からない」といった意見が見られる。

保険適用の4月に向けて厚労省は「依存症」という病気の実態と治療の必要性への理解を世間に求めていく必要性がありそうだ。

統合型リゾートIRギャンブル依存症保険適用

統合型リゾートIRギャンブル依存症保険適用

保険適用に「賛成」の人の意見
・ギャンブル依存症の人ほど使ってしまってお金がないと思うから。
・嗜好性のものは、中毒になりやすく自分で気づいた時は、手遅れになることも多いので。
・やめられないのは、意志の問題だけではなく病的な事があると思うから。
・現在依存症の専門家、治療専門病院が大変少ないことから、病として正しく治療に当たれる環境が医師に付されることは望ましい。
・IR法で、ギャンブルを解禁してしまう以上、やむを得ないことと思います。

保険適用に「反対」の人の意見
・病気ではなく本人の意思、自覚の問題。 教育で対応すべき。
・私たち多くの人は、病院に通う費用や時間を抑えるため、又保険組合に負担を与えないよう健康に気をつけ、自費で健康食品やサプリ、スポーツクラブに通っています。なのに、ギャンブル依存の方に保険を適用されると言うのは納得いきません。それならスポーツクラブ等にももっと補助があっても良いと思います。
・ギャンブル依存症の治療より、ギャンブルがその主な原因であるならギャンブルをなくすことが(予防)第一と考える。
・苦しんでいる事は理解できるが、医療費削減が叫ばれている今日、他に優先する事があるのでは?
・ふざけるな!自己責任!儲かったら、保険料高くするのか?

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