カロリー摂取に関する新しいアプローチ、「PACEラベル」とは(2020.02.13)

食品のラベルには、カロリー・糖質・タンパク質・脂肪などの含有量を示す「栄養成分表示」があることは広く知られている。その食品の「カロリーを燃焼させるのに必要な運動量」がそこに併記されたらどうなるのか。

ダイエット情報サイト、microdiet.netに興味深いリポートが掲載されているので概要を紹介したい。

イギリス・ラフバラー大学(Loughborough University)などの研究チームから、その食品のカロリーを燃焼させるのにどれだけの運動が必要かをラベルに記載すると、最大で約200kcalのカロリーを削減するようになるという研究結果が発表された。

身体活動カロリー等価PACE

カロリーを燃焼させるのに必要な運動量に注目

この食品ラベルは「身体活動カロリー等価(PACE)」と名付けられ、食品や飲料のカロリーを燃焼させるためには、ウォーキングやランニングなどの身体活動(運動)が何分間必要かを示している。

例えば、1本230キロカロリーのチョコレートバーを食べた場合、このカロリーを燃焼させるためには約46分間のウォーキング、または23分間のランニングが必要であることを表示するわけだ。

研究チームによると、前述したように、この表示を行なうことで1人あたり1日最大200キロカロリーを削減できる可能性があるという。

英国王立公衆衛生協会は、現在の栄養成分表示ラベルをPACEラベルにすることを既に求めているが、そのためには科学的根拠が必要。そこで研究チームは15のランダム化比較試験から、PACEラベルが表示された場合に摂取カロリーがどの程度変化するのかを調査した。

その結果、調査対象人数により幅はあるものの、平均して約65~80キロカロリー程度少なくなることが判明。また、1日3食と2回の間食をしている人の場合では、約200キロカロリーも削減できる可能性があることが示唆されたという。

体脂肪1kgを減らすには、どのぐらいのカロリーをカットする?

ちなみに体脂肪1kg(1,000g)を燃焼させるには、どのぐらいのカロリーカットが必要なのか?

答えは約7200キロカロリー。仮に1か月で1kgの体脂肪を減らすことを目標とした場合、7200÷30日=240キロカロリーということで、1日あたり240キロカロリーをカットすることで達成できる計算になる。

240キロカロリーは、ご飯ならおよそ茶碗1膳(150g)ほど、運動で消費するならウォーキング約1時間分(一般的な成人女性)に相当するエネルギー量だ。

そんな体のエネルギー源となるのは、糖質(炭水化物)、タンパク質、脂肪の3つの栄養素で、それぞれの1gあたりのカロリーは、糖質4キロカロリー、タンパク質4キロカロリー、脂肪9キロカロリーとなっている。

また1日のカロリー摂取量の割合は糖質50%~55%、タンパク質15%~20%、脂肪25%~30%、が理想と考えられている。食品ラベルに記載されている栄養成分表示ではカロリーのチェックに加え、糖質・タンパク質・脂肪などの表示も見て、その割合も食品を選ぶ際の指標のひとつに加えてみてはいかがだろうか。

関連情報

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