頭皮と髪に関する7つの素朴な疑問(2020.03.28)

頭皮と髪に関する7つの素朴な疑問

年々、頭皮と髪に関する科学的アプローチが深まる一方、多くの誤った認識も〝常識〟として跋扈(ばっこ)している。そこで今回は、その真偽を確かめてみた。正しい知識を身につけて、効果的なケアに活かしてほしい。

Q. 薄毛は遺伝する?

薄毛には遺伝傾向があり、主に母方の遺伝を受けやすいといわれている。ただし、優性遺伝の影響もあり、父方からの遺伝子の影響も否定できない。また、兄弟で分かれる事例もある。

生活習慣上の影響も含め、単純に遺伝だけが原因であるとは言い切れないのが実情だ。

Q. ドライヤーの熱は髪に悪い?

頭皮と髪に関する7つの素朴な疑問

熱によって髪のダメージが進行するのは、100℃を超えてから。ドライヤーの吹き出し口から10㎝以上離して使用すれば、濡れている髪の表面温度は約60〜70℃となるため、ドライヤーの使用は問題ない。

特に最近のドライヤーは風量が多く、髪に熱をためにくい特徴がある。古いドライヤーを使用している方は、一度最新のドライヤーをチェックしてみるのもいいだろう。

Q. エッチな人は薄毛になりやすい?

男性型脱毛(AGA)は、男性ホルモンの分泌が増加することが原因のひとつと言われる。

男性ホルモンといえば、ヒゲや体毛にも関係することから「体毛が濃い→男性的→絶倫→薄毛」とイメージしがちだが、男性ホルモンの分泌だけで薄毛にはならないので、これは都市伝説。

Q. 皮脂は徹底的に取り除くべき?

頭皮は、体の中でも皮脂腺や汗腺が多い部位のひとつ。顔のTゾーンと比べると、頭皮の皮脂腺はなんと2倍にもなる。

ただし、皮脂には外部の刺激から頭皮を守るバリア的な役割や、保湿といった働きもあり、過剰な〝除去〟はかえって逆効果に。1日1回、しっかりと適切なシャンプーを行うだけで十分だ。

Q. 帽子をかぶると髪と頭皮に悪い?

頭皮と髪に関する7つの素朴な疑問

髪は太陽光を浴びると、紫外線によって手触りやツヤが低下する。さらに頭皮も顔や手足の皮膚以上に紫外線の影響を受けやすいため、今は「外出時には帽子をかぶるべき」という意見が一般的。

そもそも帽子のムレや締め付けが薄毛を引き起こすなら、野球選手のほとんどが薄毛ということに!?

Q. ストレスが溜まると髪は抜けやすくなる?

短期間で強いストレスを受けると、「円形脱毛症」や「休止期脱毛」と呼ばれる症状を引き起こす可能性がある。

つまり、この答えはYES。ストレスによる睡眠不足も、髪の成長に影響を与えると言われている。ただし、遺伝や男性ホルモンに起因する脱毛は、ストレスと直接的な関係はないようだ。

Q. 海藻を食べると薄毛になりにくい?

頭皮と髪に関する7つの素朴な疑問

ミネラルを豊富に含む海藻類を食べることは、カラダにとって決して悪いことではない。しかし、育毛との関連性に科学的な根拠はない。(そもそも髪の主成分はタンパク質)

むしろ、特定の食品や成分に固執するより「バランスのとれた食生活」を送るほうが育毛効果に期待ができる。

 

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