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医学的には病気?!ニキビに有効なスキンケア化粧品の成分とは(2020.03.25)

ニキビ用コスメはコメドの段階でこそ有効

ニキビ用コスメコメドアクネ菌

ニキビ用スキンケア化粧品とは、ニキビの原因となる症状を予防・改善するための化粧品。

ニキビの初期段階であるコメド(白ニキビや黒ニキビ)は、ホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌と、毛穴に角質細胞が詰まり、皮脂が溜まってしまうことによって生ずる。

その後、アクネ菌が毛穴の中で増殖して炎症を起こし、通称赤ニキビといわれるジクジクとしたニキビになってしまうのだ。

炎症性の赤ニキビは医師による治療が必要。医学的には、ニキビはれっきとした『病気』だから。

ひどくなると、色素沈着やニキビ痕を残すから注意したい。

ニキビ痕を残さず、きれいな肌になるためには、コメドの段階で適切なスキンケアを行い、炎症性のニキビに悪化させないことが重要だ。

有効成分の作用を知ると選ぶ基準もわかってくる

では、コメドに効くニキビ用スキンケア化粧品は、どう選べばいいのか? 配合されている有効成分の作用を知ると、選ぶ基準がわかってくるのでレクチャーしよう。

【過剰な皮脂分泌を抑える皮脂分泌調整成分】

ビタミンB6、ビタミンE、皮脂吸着粉末など

【毛穴の詰まりを除去する角質剥離・溶解成分】

イオウ、サリチル酸、グリコール酸など

【アクネ菌など細菌の増殖を抑える抗菌成分】

イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロサン、ピニオン、レゾルシンなど

【炎症を抑える抗炎症成分】

グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、アラントイン、ε-アミノカプロン酸など

【抗酸化作用をもつ成分】

ビタミンCなど

また、ニキビ肌スキンケア化粧品には、コメドの形成を誘発しない原料を用いる、できるだけ油分の配合を控える、皮膚への刺激が少ない原料を用いる、などの配慮がされている。

ニキビがあるときの化粧品の使いかた

1クレンジング(メイク落とし)

日焼け止めを塗っていたら、洗顔前にクレンジングで落とさなければいけない。「普通の洗顔料で落とせます」と表記されている製品以外は、通常の洗顔で落とすことはできない。

特に夏場は、クレンジングが必要なウォータープルーフの日焼け止めでないと、汗で流れてしまうから。

本来なら、ニキビに物理的刺激を与えないよう、シートタイプの拭き取りクレンジングより、洗い流すオイルやジェルタイプのクレンジングがオススメ。

しかし、メイクしている女性と違い、クレンジングに不慣れな男性は、シートタイプの方が使い勝手がいいのは否めない。コンビニでも入手しやすいし。

シートタイプを使う場合、ゴシゴシ擦りながら拭き取るのは厳禁! シートを肌に当てたら、3秒ほど動かさず当てたままにして、それから、そーっと優しく拭き取ろう。

2.洗顔

ニキビケアの基本は洗顔。皮膚の汚れや過剰な皮脂を洗い流すことが重要だ。通常、朝・晩の12回、洗顔料を用いて顔を洗おう。

ニキビ用洗顔料の中には、皮脂をしっかり洗い流せるよう洗浄力の強いタイプがある。

過剰に皮脂を落とすと、皮膚の保湿成分が失われ、水分保持機能やバリア機能が低下して、乾燥や肌荒れを起こす可能性あり。

20代でニキビに悩む諸兄は、ティーン用のニキビ肌洗顔料ではなく、刺激の少ない洗顔料を選びたい。

手で十分に泡立ててから顔にのばし、手による摩擦が加わらないようにやさしく洗顔してほしい。

その後、洗顔料が残らないよう、ぬるま湯でしっかりすすごう。

3.保湿

洗顔後、皮脂や保湿成分が失われた状態の肌に、化粧水で水分をたっぷり補って。ニキビに物理的刺激を与えないよう、手でなじませるようにつけていこう。

化粧水だけでは、大人肌にはうるおいが不十分だから、美容液と乳液もプラス。使う順番は化粧水→美容液→乳液だ。

どんなにひどいニキビのできる人でも、目の周りと、ほうれい線の部位にはニキビができない。それくらい皮脂分泌が少なく、乾燥する部位なので、美容液や乳液を重ね塗りすることをオススメする。

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

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