大人のニキビはストレスによる活性酸素病!?(2020.03.29)

大人ニキビホルモンバランス

仕事や人間関係のトラブルでニキビができる!?

普段はニキビのできない肌質。それなのに、仕事でトラブルが起こったり、人間関係が悪化したりと、強いストレスを感じたときに限って、ニキビができる人もいる。

大人のニキビは、体質や食生活によるものと、ストレスによるホルモンバランスの乱れが大きな要因。

ストレスがかかると、男性ホルモン値がアップし、皮脂分泌をより過剰にしてしまうからだ。

ニキビ治療で評判の高い皮膚科医曰く「大人のニキビとは、皮脂の過剰分泌を背景にした活性酸素病です」とのこと。

どういうことかというと、皮脂分泌が非常に増えると、毛穴というホースの内圧が上がって膨らんでしまう。

そこにいつまでも脂が詰まっていては大変! と、細胞がリパーゼという酵素を出して、脂を遊離脂肪酸という酸に分解する。

こうすると脂は詰まらなくなるけれど、遊離脂肪酸は毒性が強く、皮膚を破壊して穴をあけてしまう。

さらに遊離脂肪酸は、皮膚に存在しているリンパ球を活性化して、活性酸素を放出。これが皮膚に炎症を起こして、赤ニキビへと進行させる。

炎症を起こすと、皮膚深部の真皮層の組織まで溶かし、破壊してしまうので、色素沈着やニキビ痕が残りやすくなってしまうのだ。

ニキビはいじっただけでも周囲に広がり、増殖する!

また、ニキビはつぶさずとも、いじるだけで増えてしまうことがあるから気をつけよう。

ニキビには組織反応というものがあり、ニキビの周りに活性酸素を出す細胞がたくさん存在する。

押したり擦ったりすると、その細胞に振動が伝わり、イクラのようにプチッとつぶれて活性酸素を放出!

すると、新たなニキビが増殖するという悪循環に陥ってしまう。昔から「ニキビに触れてはいけない」といわれてきたのは、そのためだ。

ニキビが気になると、ついついいじったり、ゴシゴシ洗顔してしまいがちだが、そこはグッと我慢しよう。

ストレスに負けない神経をつくるのはビタミンB

活性酸素を消去して、皮脂分泌を抑えるのに有効な成分は、ビタミンCやフルーツ酸、油溶性甘草エキスなど。

また、ビタミンCの中でも、水溶性ビタミンC誘導体はオイリー肌向き。油溶性のビタミンC誘導体は、カサつくのにニキビができる人にオススメ。

また、ストレスに負けないよう神経細胞を活性化するビタミンB群もニキビに有効だ。

 

取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

藤田麻弥 画像

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

 

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