• TOP
  • ヘルスケア
  • 夜間も要注意!なぜ春から熱中症対策が必要なのか

夜間も要注意!なぜ春から熱中症対策が必要なのか(2020.03.29)

熱中症ミネラルバランス暑熱順化

ここ数年、春先から急激に気温が上昇する傾向がある。昨年の7月は記録的な日照不足や低温に見舞われた一方、4月には沖縄・奄美以外で高知県四万十市と大分県・日田市で「真夏日」(30度以上)を記録。東京、名古屋でも「夏日」(25度以上)を記録。さらに5月下旬には、全国的に7月並の気温になるなど、熱中症による搬送者数も前年の約2倍となる4,448人(5月)が搬送されている。

気象庁の予報によると、今年の夏の気温は平年並か高いと予想され、暑さが厳しい夏になるとされているため、本格的な夏を前に熱中症への万全な対策が必要といえるだろう。

熱中症が起きるしくみ

高温の環境下で、体内の水分やミネラルバランスが崩れたり、体温調整機能が破綻することで、体内に熱がこもり発症。体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどい時には痙攣や意識障害、さらには最悪死に至ることもある。

通常、体内の熱は皮膚の血流を増やしたり、汗をかくことで、体外に放出されるが、気温や湿度が高いと、多量の汗をかいても体内の熱を外に逃がすことができず、体内の水分、ミネラルバランス、体温調節機能が崩れ、熱中症になってしまうのだ。

熱中症ミネラルバランス暑熱順化

日中だけではない!「夜間熱中症」に注意

気密性の高い住宅では、日中の日差しで壁や天井に熱が蓄えられ、夜に放射熱となって室内に流れ込んでくるため、夜間でも室温が下がらず、夜間熱中症が発生する。特に壁がコンクリート造りの場合、熱が冷めにくいので夜になっても室内の温度が下がらない。

実は熱中症のほとんどが室内、夜間に起きている。

熱中症ミネラルバランス暑熱順化

なぜ春に熱中症搬送者が多いのか?

人は汗をかくことで体温を調整しているが、春先の体は冬に汗をかく機会が少なかったため、汗腺機能が低下。上手く汗をかける体になっていないため、暑さに順応できず熱中症になってしまうのだ。

そこで重要になるのが「暑熱順化」だ。これについて日本小児学会専門医、認定産業医/日本体育協会公認スポーツドクターで、ノザキクリニック院長の野崎豊先生は、次のように解説する。

熱中症に負けないカラダづくりは〝暑熱順化〟から

ノザキクリニック院長 野崎豊先生

暑熱順化とは、暑さに対抗するための「より高い体温調節機能」を一時的に獲得することをいいます。暑熱順化を獲得すると汗腺機能が高まり、しっかり発汗できるようになることで体温の上昇が防げ、熱中症の予防につながります。暑熱順化を獲得するためには、汗腺の機能を高め、上手に汗をかける体にすることです。手軽に行うことができるウォーキングやジョギングなどの「運動」や「入浴」がお薦めです。入浴ではシャワーではなく、しっかり湯船に浸かり発汗することが重要です。

暑熱順化の際には、汗をかくため、脱水に注意が必要です。こまめに水分とミネラルの補給を心がけましょう。水分とミネラルの補給を行うことで、血液循環量が増え、汗をかきやすくなるため、暑熱順化を獲得しやすくなります。また汗と一緒に失われた体の健康維持に必要なミネラルは食品や飲料から補給する必要があります。推奨飲料は、ミネラルが手軽に補給できるミネラル入りむぎ茶です。無糖でカロリーもなく、カフェインを含まない、誰でも毎日、しかも手軽に飲める飲料ということも推奨理由です。さらに、ミネラル入りむぎ茶には、「血流改善効果」や「体温下降効果」もあり、熱中症対策飲料としても効果的です。
暑熱順化を獲得するには、数週間程度必要ですので、今から行うことを心がけましょう。

 

その他の情報はこちら

  

男前度が上がったら記事をシェア!
Men’s BeautyのSNSはこちらからフォローできます